地ビール「麦感酒」 今年も販売 音更
音更町物産協
【音更】小麦生産量日本一の町内で毎年8月に開かれる小麦の収穫感謝祭「麦感祭(ばっかんさい)」(実行委員会主催)をPRする地ビール「麦感酒(ばっかんしゅ)」が今年も完成した。
同ビールは音更産小麦を使い、祭りが始まった2011年から毎年製造されている。製造は例年通り旭川市の地ビール会社「大雪地ビール」に委託。昨年11月に仕込みを始め、同12月末に完成、年明けから本格的に販売している。今年は1400本(瓶入り、1本330ミリリットル)を生産した。
原材料に音更産小麦「きたほなみ」を使用、風味は南ドイツ伝統の「バイツェン」スタイル。フルーティーな味わいが特徴だが、今年は小麦の風味をさらに出すため小麦を増量した。
昨年12月、町のふるさと納税の返礼品として50セット(6本入り)を出したが、年内になくなるなど知名度も上がっている。
中橋晴樹実行委員長(38)は「例年にもまして味わいあるビールに仕上がった。来年は音更産の麦芽も検討したい。音更と麦感祭を広く知ってもらうきっかけになれば」とPRしている。
町物産協会が販売。店頭小売価格は540円。取扱場所は次の通り。
道の駅おとふけ、ハピオ、ひなたのマルシェ(ガーデンスパ十勝川温泉内)、エスニックレストランタイランド(帯広市自由が丘1)、かぼす(同市西2南8)