カシワの葉の下で 帯畜大ロゴマーク決定
帯広畜産大学(奥田潔学長)は25日、全国公募していた大学公式ロゴマークを発表した。同大校章の「カシワ」の葉をモチーフにした作品で、未来へとつながるイメージを表現した。
大学への愛着を深めてもらおうと公募し、119点の応募があった。教職員と学生によるインターネット投票を参考に、札幌在住のグラフィックデザイナー櫻井敏子さんの作品を役員会で選定した。ロゴマークは今後、ホームページや各種印刷物、大学グッズなどに活用する。
ロゴマークは、生命力や創造力を象徴するグリーンが基調。カシワは新芽が出るまで古い葉が落ちず、代が途切れない縁起の良い植物として知られている。一部をダークグリーンにすることでアクセントをつけ、大学が目指す知の成熟と実学の深化を表現した。
奥田学長は「本学はカシワ林の中に創立され、カシワは言わばシンボルツリー。その葉を柔らかな色彩によりデザインした素晴らしいロゴマークで、大変うれしい」とコメントした。(池谷智仁)