「ベジ寿司」きれい おいしい初イベントに45人
十勝産野菜を使った「ベジ寿司」を楽しむランチイベントが28日、帯広市内のカフェ「みどりnoこびん」(伊藤みどりオーナー)で開かれた。野菜の色や味を活かし調理されたネタの数々を、約45人の来店者が目と舌で味わった。
寿司出張の「極楽寿司」(新得)経営する桑添達也さん、野の子さん夫妻と、農園を経営する生産者の小笠原美奈子さん(幕別)、廣田由美さん(芽室)、伊藤さんが主催。2農園のヤングコーンやアスパラなどのほか、山上美樹彦さん(芽室)のナガイモや堀井和宏さん(同)のパプリカなど12種類を使用した。
達也さんは、さっと揚げてだしに絡めたナスや、醤油だれにつけたトマトなどのネタを寿司に仕上げた。母と味わった山本深緑さん(北栄小4年)は「優しい味でおいしい」と笑顔。食べた人からは「パプリカは見た目がマグロみたい」「野菜嫌いでも食べられる」との声が上がった。
伊藤さんは「予想以上の反響。今後も継続して開催したい」と話していた。(佐藤いづみ)