袋詰め放題に長蛇の列 メークインまつり
「第39回メークインまつり」が23日午前9時から、市内の大正ふれあい広場で開かれた。開始直後からメークイン袋詰め放題や、大釜で作る「いも煮」に長い列ができ、来場者が秋の実りと味覚を楽しんだ。
特産の「大正メークイン」をPRしようと、JA帯広大正が主催。6年ぶりの秋の5連休「シルバーウイーク」の最終日とあって、多くの人が訪れた。
制限時間内でメークインを好きなだけ袋に詰められるコーナーでは、家族連れらがジャガイモを手づかみで袋いっぱいに詰め込んだ。親子3人で挑戦した市内の松川優一さん(32)は「新鮮な新ジャガをこれだけたくさん手に入れられてうれしい」と話し、娘の美優さん(6)も「カレーにしたい」と笑顔だった。
祖父母と訪れた大場陸翔君(9)=芽室小4年=も「(いも煮に)30分くらい並んだけど、とてもおいしい」とジャガイモを頬張っていた。
この他、飲食の販売やステージイベントも多彩に行われた。(眞尾敦)