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帯広メロン出荷開始 生産者が目ならし会

今年初出荷の帯広メロンの品質を確認した目ならし会(21日午前10時20分ごろ、金野和彦撮影)

 「帯広メロン」の出荷が21日、始まった。同日午前10時から今年の出荷基準を確認する「目ならし会」が販売元のキサキ糧穀(市愛国町)で開かれ、生産者がメロンの大きさや網目など出来を確かめた。

 帯広メロンは「FFV(フルーツ・フラワー・ベジタブル)プロジェクト」(西元武会長)が1988年から栽培する。帯広、芽室の6戸で、化学肥料や農薬を減らした農法に取り組んでいる。

 品種はサーモンピンクの果肉が特徴の「妃(きさき)」。イトーヨーカドー帯広店、JR帯広駅内のとかち物産センター、帯広競馬場内とかちむら、コープさっぽろ各店で販売する。

 目ならし会は選果基準などを確認するため、生産者が集まって毎年開いている。西元会長(70)は「収穫は昨年より早く、出来も申し分ない」と話していた。出荷予定は約5000玉。

 近年、生産者が高齢化などで減少し、キサキ糧穀では自社でも生産を開始。新たに生産する農家も募集している。問い合わせは同社(0155・64・4101)へ。(眞尾敦)

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  • 帯広メロン出荷開始 生産者が目ならし会  3

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