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ジャガイモの種イモ植え付け始まる 芽室

播種機に積まれ、畑に植え付けられるジャガイモの種イモ(金野和彦撮影)

 【芽室】全道一のジャガイモ作付けを誇る十勝で、種イモの植え付け作業が始まった。今年は積雪が多かったものの、気温が高めに推移したため雪解けも早く、農家が条件のいい畑を選んでトラクターを走らせている。

 町新朝日の農家・中川勝弘さん(54)は10日午後から植え付けを始めた。昨年より6日早く、「過去最も早いくらい順調」という。フライなどの加工用「ホッカイコガネ」の種イモを播種(はしゅ)機に載せ、畑に4列ずつ同時に植えた。

 中川さんの農場では昨年より12ヘクタール多い約100ヘクタール中、23ヘクタールでジャガイモを作付ける予定。中川さんは「規模拡大したので、始められるところから作業を進めないと。雪が多くて心配したが、解けるのが早くて良かった。去年のジャガイモは最高の出来だったので、今年もそうなってほしい」と話した。

 今年の畑作物の作付指標面積では、十勝のジャガイモは全道の41・5%を占める2万4353ヘクタールとなっている。(眞尾敦)

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