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ジャケットで子牛ぬくぬく 畜産・酪農で広く防寒対策

寒さ対策用のジャケットを着た子牛(21日午前11時ごろ)

 【上士幌】寒さが厳しさを増す中、生まれたばかりの子牛たちもジャケットを着て寒さをしのいでいる。子牛用防寒衣(カーフジャケット)は牛の体温を保ち、病気の予防にもなるとして十勝の畜産・酪農家でも広く使われている。

 肉用、乳用を含め牛約1万5000頭を飼育するノベルズグループ(延与雄一郎社長)の延与牧場(上士幌町上士幌東3線)では生後10カ月程度までの素(もと)牛を育てている。ジャケットは、生後50日までの和牛子牛約360頭のほとんどに着せている。

 着せる時期は12月から翌年3月ごろまでで、体の小さい牛から優先的に着用。約500枚を用意し、洗濯や修理をして子牛が快適に過ごせるよう注意している。同牧場の奥山純基さん(34)は「電気ヒーターもあるが、十分ではないのでカーフジャケットは子牛の健康に非常に有効」と話していた。(眞尾敦)

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