希望を胸に330人入学 帯畜大
1年生 女子率過去最高
帯広畜産大学(奥田潔学長)の今年度入学式が10日午前10時から、同大講堂で開かれた。希望に満ちた新入学生330人が、キャンパス生活を踏み出した。
新入学生の内訳は、畜産学部259人(編入学7人含む)、大学院畜産学研究科54人、別科草地畜産専修17人。畜産学部には、十勝管内の高校出身者11人が入学した。
同学部1年生の女子学生比率は62・5%となり、過去最高を更新した。
式では奥田学長が「志を高く持ってチャレンジし、生命・食料・環境分野の専門知識や社会情勢の変化に対応するコミュニケーション能力を身に付け、人間的に大きく成長することを祈念する」とあいさつした。
続いて、新入学生を代表して、畜産学部共同獣医学課程の田中匡(まさし)さん(19)=埼玉県出身=が「学業に励んで知徳を積み、学生の本分を尽くす」と宣誓した。
式後は講堂前で先輩が出迎え、部活やサークル勧誘を行った。馬や熱気球なども登場し、新入学生は早速畜大らしさを味わった。(池谷智仁)