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上士幌で暮らしませんか 東京で町の「見本市」

生クリームをペットボトルに入れて振り、バター作りをする来場者(5日午前10時半)

 【東京】上士幌の魅力を首都圏の人に紹介する「上士幌まるごと見本市」(町、町交流と居住を促進する会主催)が5日、都内のロイヤルパークホテルで開かれた。暮らしの相談ブースや体験コーナー、グルメなど「上士幌一色」の会場に2350人が集まった。

 これまでふるさと納税の寄付者を招いたイベントは東京と大阪で開催してきたが、今回は上士幌への移住促進を図るため、寄付者以外にも参加枠を広げた。

 暮らしや仕事の相談を受け付けるコーナーでは、移住を考えている人が担当者の説明に熱心に耳を傾け、搾乳体験やバター作り体験もにぎわった。上士幌を訪れたことがあり、都内から家族3人で来場した医師の蓑田英将さん(36)は「子育てや医療など上士幌町の先進的な取り組みは報道で知った。こういう町が全国の地方にも増えてほしい」と話していた。

 午前11時からの竹中貢町長と経済評論家藤沢久美さんのトークセッションで、竹中町長は保育園や医療費無料化など独自の取り組みを挙げ「子育ての充実が雇用にもつながり、地域経済にも波及している」と上士幌の魅力を紹介した。

 上士幌のグルメを紹介する「ふるさと納税大感謝祭」も同時開催され、十勝ナイタイ和牛やジェラートなどに来場者は舌鼓を打っていた。(川野遼介)

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