住宅の排気筒、雪に埋もれぬよう確認を 一酸化炭素中毒に注意
大雪にともない懸念されるのが、室内や車内などの一酸化炭素中毒による事故。今後気温が上がると落雪の恐れもあり、関係者は住宅の排気筒などを雪でふさがないよう、こまめな点検や除雪を推奨する。
FF式ストーブは排気筒から室外の空気を入れ、また燃焼したガスもここから排気する。排気筒が雪で埋まると、不完全燃焼を起こし一酸化炭素が室内に流入、最悪の場合は死に至る。ジョイフルエーケー帯広店で家電を担当する下坂崇文さんは「自宅によって排気筒の付いている位置もさまざま。落雪の可能性もあり、雪に埋もれていないかまずは確認を」とする。
自動車の排気ガスも
また自動車もマフラー周辺が雪で埋まると排気ガスが車内に入り込み、一酸化炭素中毒の危険が高まる。道路上で立ち往生した場合、エンジンを切るか、マフラー周辺のこまめな除雪が必須となる。(中島佑斗)