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救助犬の嗅覚すごい! 災害救助犬が捜索実演

三つ並んだ箱の中から、においを嗅ぎ分けて要救助者を見つけ出す実演を行った(6日、金野和彦撮影)

 防災・災害救助犬の応援イベント「2024Wan Peace」が6日、帯広市内の北愛国交流広場(愛国町10)で開かれた。能登半島地震で実際に派遣された災害救助犬の捜索実演が行われ、来場者の関心を集めた。

 帯広市のペット販売、預かりの「わんわん保育園 フェアリーテイル」(相馬夏織代表)が主催。災害救助犬に関連するイベントは昨年に続いて2回目。災害への備えも目的に、会場内ではペット防災クイズなども行われた。

 救助犬の育成や派遣を行うNPO法人「北海道災害救助犬」(登別、小野寺里絵理事長)から、災害救助犬10頭、育成中の3頭が来場。デモンストレーションコーナーでは、指示役のハンドラーの合図に合わせて救助犬が静止したり、トンネルを素早くくぐり抜けるなど訓練の成果を披露した。

 災害を想定し、箱に隠れた来場者を見つけ出す捜索実演も行った。「要救助者役」として箱の中から救助された北見市の丸山喜介さん(12)、翠さん(9)は「救助犬の嗅覚は本当にすごい」と驚いていた。(中島佑斗)

関連写真

  • ハンドラーの合図に合わせて歩行する救助犬(6日、金野和彦撮影)

    ハンドラーの合図に合わせて歩行する救助犬(6日、金野和彦撮影)

  • はしごの上を慎重に歩行する救助犬(6日、金野和彦撮影)

    はしごの上を慎重に歩行する救助犬(6日、金野和彦撮影)

  • 3つ並んだ箱の中から、においを嗅ぎ分けて要救助者を見つけ出す実演を行った(6日、金野和彦撮影)

    3つ並んだ箱の中から、においを嗅ぎ分けて要救助者を見つけ出す実演を行った(6日、金野和彦撮影)

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