「焼肉きんぐ」帯広進出 西19南3白樺通沿い 道東初8月下旬にも
大手焼き肉チェーン「焼肉きんぐ」の帯広店が8月下旬にも、白樺通沿いの帯広市西19南3にオープンする。店舗の建設が進んでおり、開店すれば道東初。立地する同通りはすでに複数の同業種が立ち並ぶほか、古くから路面店が張り付く人気の商業ゾーン。近年は大手飲食チェーンが続々進出し、激戦地となっている。
焼肉きんぐは、テーブルバイキング方式での食べ放題が特徴。3058円(税込み、通常)からの食べ放題メニューを持つ。東証プライム上場の外食大手、物語コーポレーション(本社・愛知)が展開する飲食ブランドの一つで、直営とフランチャイズ(FC)によって全国に約300店舗以上(うち道内7店舗)を持つ。
帯広店は「紳士服のはるやま」跡地。洋服の青山で知られる「青山商事」(本社・広島)の子会社で、すでに焼肉きんぐをFCで全国出店する「glob」(同・同)が運営を担い、4月に着工。鉄骨造平屋326平方メートル。同社によると土地はリース、事業費は非公表。
近隣には、テーブルバイキング型焼肉店だけで外食大手・モンテローザ(同・東京)の飲食ブランド「焼肉食べ放題 俺の店」帯広白樺通り店や、外食事業を展開する地元老舗「ウエスタン」(帯広)が2020年にオープンさせた「焼肉ウエスタンG-ONE」などがある。(佐藤いづみ)