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十勝の食、魅力を発信 フーデックス 4年ぶり共同出展

多くの人でにぎわう北海道十勝物産館

 【東京】アジア最大級の国際食品・飲料展「フーデックス・ジャパン2023」が7日、都内の東京ビッグサイトで始まった。十勝管内の企業・団体が「北海道十勝物産館」として4年ぶりに共同出展し、多彩な食の魅力を発信した。10日まで。(池谷智仁)

 日本能率協会などの主催。同物産館は2001年から毎年出展していた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、出展は19年以来。

 今回は初参加の6社・団体を含め、19社・団体が出展。乳製品や肉製品、熟成ジャガイモなどを紹介、試食を通してバイヤーに売り込んだ。電子レンジで手軽に作れるポップコーンは、女性や外国人の関心も高かった。

電子レンジで作れるポップコーンなど各社自慢の商品が並んだ北海道十勝物産館の展示ブース

 同物産館の代表を務める渋谷醸造(本別)の岡田清信社長は「コロナ禍で在宅時間が増えたことで食への意識が変わり、機能性やエシカル消費(人や地球環境、社会に配慮した消費やサービス)の関心が高まっている。食材が豊富で新たな商品開発が可能な十勝には好機」と語った。事務局を担当するとかち財団の藤村秀憲部長は「全国に十勝を売り込みたい」と話した。

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