厚生病院跡に事務所と倉庫 グループ4社の機能集約 ほくやく・竹山HD
医療総合卸のほくやく・竹山ホールディングス(ほくたけHD、札幌市)は、2019年に取得した帯広厚生病院跡地で計画しているロジスティックセンター(物流拠点)に、市内に事業所を置くグループ4社の事務所と倉庫を集約する。当初は24年完成を目指していたが、建築資材の高騰などから完成時期がずれ込む可能性もある。
同HDは、19年に病院跡地、21年には廃止した市道だった土地を取得。敷地面積約1万6000平方メートルの建設地には、グループのほくやく(札幌)、竹山(同)、マルベリー(同)、アグロジャパン(新潟)の市内事業所を集約した事務所と倉庫を建設する。
高機能・多機能型ロジスティックセンターとし、災害時に医薬品などを滞りなく提供する機能を持たせる。また、ブラックアウトなどが発生した際に、地域住民が緊急的に携帯電話の充電ができる設備も整備する予定。
同社は「建設時期や建物の規模、総工費も含めて、今後、詳細を詰めて判断する」としている。
(完戸雅美)
- カテゴリ経済市・町・村医療・健康
- タグ帯広勝毎ビジネス企業なう