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宇宙ビジネスのトークセッション 堀江さんらが意見交換

オンラインでのトークセッションで大樹町の宇宙港計画について語る小田切社長(右上)、堀江さん(右下)、真弓会長(左下)ら

 【札幌】宇宙ビジネスをテーマにしたトークセッション「北海道に宇宙版シリコンバレーをつくる~北海道スペースポートの挑戦」が14日、オンラインで行われた。大樹町で推進されている宇宙港計画について、同町でインターステラテクノロジズ(IST)を創業した堀江貴文さん、同町の宇宙港管理運営会社スペースコタンの小田切義憲社長、北海道経済連合会(道経連)の真弓明彦会長が意見を交わした。

 新しい発想や技術をテーマにしたイベント「NoMaps(ノーマップス)2021」(実行委主催)の一環。小田切社長がこれまでの経緯を説明、「産業の発展にも貢献し、将来的には雇用や人口も増やしていく」とビジョンを語った。「オール北海道・オール日本の取り組み」として、企業版ふるさと納税への寄付など資金支援を求めた。

 真弓会長は経済効果の試算を報告。「宇宙データは既にさまざまな分野で活用されている。宇宙ビジネスは北海道の持続的発展に大いに期待できる」とした。

 堀江さんは、北海道での宇宙産業について「道経済を一変させる可能性がある。人口密度の低さなどハンディ(キャップ)だった部分を長所に変えられる」とビジネススケールや影響力の大きさを示唆。

 まちづくりの大切さにも触れ、北海道ホテル(帯広市)を起点に十勝でサウナブームが広がった事例を紹介。「感度の高い人たちが十勝に来て、素晴らしい自然とサウナを楽しんでいる。感度の高い人が集まる地域というイメージづくりも大事」と語った。(安藤有紀)

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