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学生主体の養蜂事業始まる 帯広畜産大

大学に届いたミツバチの状態を確認する学生たち

 帯広畜産大学の学生が大学敷地内で養蜂に取り組む事業が18日、本格的に始まった。ミツバチ約1万2000匹がこの日に届き、学生が状態を確認した。

 養蜂事業は畜産科学課程4年の萬田明さん(22)が発案した。今年度は蜂蜜を採取せず、ハウス栽培のイチゴの交配に活用しながら養蜂の技術・管理方法を学ぶ。

 埼玉県内の養蜂場から購入したミツバチは、巣箱ごと、大学内の農場に設置した。萬田さんが代表を務める学生サークル「BEEHAVE」のメンバーが防護服を着て、巣箱内のハチの健康状態などを確かめた。

 萬田さんは「順調にイチゴが受粉することを楽しみにしたい。将来的には蜂蜜を食べられる機会を提供し、地域の人にもミツバチを知ってもらいたい」と話す。

 同事業は、学生主体で地域活性化を図る「ちくだいらんぷ事業」の一環。来年度からは蜂蜜を採取する予定。養蜂のほか、蜂蜜の成分分析やハチの病気研究など学術分野にも活用する。(池谷智仁)

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  • 学生主体の養蜂事業始まる 帯広畜産大 2

    学生主体の養蜂事業始まる 帯広畜産大 2

  • ミツバチの状態を確認する学生

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