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帯広市のコロナワクチン接種の流れ 6月1日開始

帯広でも本格化する新型コロナウイルスワクチンの接種(3月に行われた医療従事者向けの接種)

日付と医療機関 選んで予約
接種券届いたら電話かネットで

 帯広市は65歳以上の一般高齢者を対象とする新型コロナワクチンの接種(4万8000人、6月1日開始)に向けて、24日から予約を受け付ける。55医療機関を会場とする「個別接種」方式。予約上の注意点や接種までの流れをまとめた。

24日受け付け開始 まず75歳以上から
 ワクチン接種の日時・会場を予約するには、各家庭に届く接種券が必要。予約時の混雑を緩和するため、接種券は75歳以上から優先送付する。

帯広市の新型コロナウイルスワクチン接種券の見本

予約方法の違いに注意
 接種を実施する医療機関は予約方法によって2グループに大別。Aグループ(11カ所)は市コールセンター((電話)0570・015・586、6月4日までは平日午前8時45分~午後8時)かインターネットで、Bグループ(44カ所)は医療機関に直接電話予約する=表参照。

 市コールセンターは接種券が送付されて最初の土・日となる29日と30日も臨時的に受け付ける。

 A、Bいずれのグループにも「かかりつけ患者のみ」とする医療機関=表中左側、薄いオレンジ=があり、確認が必要。市民は指定医療機関の中から、かかりつけの医療機関か、「かかりつけ患者以外も受け入れる医療機関」=表中右側=の中から選択して予約する。

画像をクリックすると拡大します。

2回目の希望日時も
 電話予約をする際は接種券を手元に用意。接種券に記入されている10桁の「接種券番号」と、氏名、生年月日、電話番号、希望する接種の日時を伝える。

 インターネット予約は専用サイト=QRコード参照=から接種券番号と生年月日を入力してログイン。次の画面で実施医療機関の一覧と予約状況が表示され、空いている予約枠を選択して申し込む。

 最初の接種から3週間後に2回目の接種を行うため、いずれも予約時に2回目の接種希望日時を同時に申し込む。

保険証など当日に持参
 ワクチン接種の当日に向けては、接種券と同封されている予診票に必要事項を記入。当日は(1)接種券(2)予診票(3)本人確認書類(健康保険証、運転免許証、マイナンバーカードなど)を持参し、指定した医療機関で接種を受ける。発熱や体調が優れない場合は接種を控え、予約した医療機関に連絡する。

 他市では予約が殺到して電話やインターネットが通じにくくなるケースも出ている。市健康推進課は「ワクチンは十分に確保されている。安心して焦らず予約してほしい」と呼び掛けている。(岡田優人)

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