創立50周年の帯広バトントワラーズが発表会 巧みなバトンさばきで1200人魅了
創立50周年の節目を迎えた帯広バトントワラーズ(志賀昭枝代表)の第45回発表会が26日、帯広市民文化ホールで開かれた。幼児から社会人まで86人が華やかな衣装に身を包み、華麗な演技で約1200人の観客を魅了した。
同会は1974年、帯広南商業高と帯広北高、帯広大谷高のバトン部OG約10人の社会人チームで発足。現在は幼児や小学生、一般の部に分かれ指導員を含め91人が所属する。市内のコミュニティセンターを中心に活動している。コロナ禍では会場が使えず練習できない期間があったが、退会者はおらず、発表会も来場者を制限しながら続けてきた。
節目のステージは、中学1年から社会人までによる「オン アワ ウェイ」で幕開け。回転させ空中に高く投げたバトンを片手で取るなど高い技術を披露し、表情豊かに演技した。ゲストとして世界選手権で3連覇を果たした駒田圭佑さんも出演し、華麗なバトン技術で会場を沸かせた。
指導する志賀代表は「バトンが好きな子どもたちが来てくれ、自分たちも楽しく続けられている。これからもお客さんに喜んでもらえる発表会が続けられるよう、努力していきたい」と抱負を口にした。(高井翔太)