渋沢パッケージのようかんを開発 清水町が井村屋とコラボ
【清水】3日の新1万円札発行に向け、清水町は、あずきバーで知られる井村屋の防災備蓄食「えいようかん」のパッケージに渋沢栄一をデザインしたオリジナル商品を開発した。町商工観光課は「新紙幣発行の機運を高めたい。全国ゆかりの地の物産展でもPRできたら」としている。
商品名は「栄一翁のえいようかん」。パッケージデザインは全部で6種類。渋沢が酪農家になったり、アイスホッケー選手になったり、「第九」の指揮者になったりとさまざまで、町の特色を生かした仕上がりとなっている。
町商工観光課によると、同商品の賞味期限は5年半と長いため、町の防災備蓄品として活用するほか、町内の小売店での販売も検討している。ようかんの原材料にはホクレン清水製糖工場の砂糖が一部使用されているという。
同商品は3日午前11時から町文化センターで開かれる発行記念式で、ほかの関連グッズと共に来場者にプレゼントされる。(小野寺俊之介)