「森組」森社長がまちなかにカフェオープン 飲食事業立ち上げ
帯広市内の建設業「森組」の森芳邦社長(46)が19日、市西3南9のセントラル十勝ビル1階に「cafe CLOUD9(カフェ クラウドナイン)」を開店する。森社長は「藤丸など商業施設が減って集う場所はないが、中心部で働く会社員の昼食など、飲食店の需要はある」とし、カフェでまちなか活性化に貢献したい考え。(吉原慧)
同社はとび・土木工事を専門とし、帯広競馬場の基礎工事や帯広厚生病院移転新築工事などを手がけた。森社長がある飲食店で、従業員が生き生きと働いている姿を見て「理想の働き方。この働き方ができる職場をつくりたい」と、飲食事業の新会社npr(エヌピーアール)を設立した。森組と資本関係はない。将来は物販などへの参入も目指す。
カフェではパスタやカレーなどにサラダバーとスープバーを付けたランチセット(1000円)を提供する。夜はアルコールも用意する。森社長は「人が明るく集える場所にしたい」と意気込み、佐々木洋幸店舗マネジャーは「店員もお客さんも、楽しく心地よい空間をつくりたい」と話している。
テーブル9卓とカウンター5席の計25席。営業時間は午前11時~午後11時。ラストオーダーは同10時。日曜定休。
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