飲料買って酪農支援を 自販機MOOMOO登場 音更・ハピオに
【音更】ボタン一つでできる酪農支援-。音更町内にある食品スーパーハピオ(石田晴久店長)の正面玄関前に、酪農支援型自販機「MOOMOO(も~も~)」が7月27日に設置された。牛模様の図柄が来店者の関心を集めている。
同自販機は、2018年の北海道胆振東部地震が引き金となって起きたブラックアウト(全域停電)で、酪農家に甚大な被害を及ぼしたことを受け、ホクレン農業協同組合連合会と道コカ・コーラボトリングが協働で開発した。
白と黒のホルスタインカラーで、白地に黒の北海道をかたどった図柄もちりばめられている。夏季は冷たい110~170円の清涼飲料水や水30本を販売。冬季は温かい飲料も取り扱う。売上金の一部は酪農支援に寄付する。
ハピオの赤間宏生活事業部次長兼店長補佐(48)は「来店した際にMOOMOOを利用して酪農家の支援に協力を」と呼び掛けている。道コカ・コーラリテール&ベンディング(本社・札幌市)によると、酪農支援型自販機は、全道で約250台が設置されており、十勝では60台目。(内形勝也)