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「みずみずしく、甘みある」 十勝川西長いもの春堀り始まる

機械で畑から掘り出されたナガイモ(10日、帯広市富士町で)

 管内10JAで生産する「十勝川西長いも」の春掘り作業が本格化している。土の中で冬を越し、甘みを増したナガイモが収穫されている。

 ナガイモは秋に収穫期を迎えるが、ブランドの川西長いもは通年出荷するため、3、4割は春まで残している。今年は8日から収穫が始まり、今週に入って作業が本格化した。昨年の多雨の影響で規格外もあるが、収量は平年並みの予想。春掘りだけで8000トンを見込む。

 帯広市富士町の有城秀幸さん(47)は10日から、機械を使いながら掘り出している。帯広市川西長いも生産組合の副組合長を務める有城さんは、「昨冬はしばれる前に雪が降ったので凍結被害は少ない。みずみずしく、甘みのあるナガイモになった」と話した。

 2022年産は10JAの262戸、545ヘクタールで作付けしており、春掘り作業は今月下旬まで行われる。(安田義教)

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