鹿追町福原山荘で紅葉ピーク 23日まで公開
【鹿追】福原山荘(町北瓜幕)で紅葉の彩りがピークを迎えている。8万5000平方メートルの敷地内に植えられたモミジ300本などが赤や黄色に染まり、訪れた人の目を楽しませている。
同山荘はスーパー福原の創業者・福原治平氏(故人)の私有地。2007年から紅葉の時期に一般公開されている。管理する福原記念美術館によると、今年の紅葉は平年より1週間ほど遅れたが、ここ数日は冷え込んだため一気に色づいた。
「彫刻の池」付近は特に赤い葉が広がり、来場者が足を止めてカメラのシャッターを切っていた。音更町から夫婦で訪れた堀田准一さん(67)は「今春定年を迎え、初めてゆっくり見に来ることができた。手入れされた庭は美しい」と笑顔で散歩を楽しんでいた。
公開時間は午前9時~午後4時。今年は見ごろが遅れた分、一般開放の期間を当初より1週間延長し、23日までとした。同山荘のツイッターで紅葉の色づきを速報している。問い合わせは同美術館(0156・66・1010)へ。
(小寺泰介)