十勝大荒れ 海上では暴風高波に警戒を
低気圧が発達しながら北海道に近づいている影響で、十勝地方は9日夜から雨となった。帯広測候所は同日午後10時46分、十勝中部と南部に大雪警報を発表したが、10日朝に解除した。帯広では同日正午ごろに雨からみぞれに変わった。南部などの山沿いでは30センチ以上になる所もある。同測候所は海上では10日夜まで暴風、11日まで高波に警戒するよう呼び掛けている他、全域になだれ・着雪注意報を継続している。
同測候所によると、10日の最低気温は最も低かった芽室、中札内村上札内、更別でも氷点下0・2度で、いずれも平年より10度以上高かった。帯広も平年より8・4度高い0・6度。
同日午前11時までの降水量は、上士幌町ぬかびら源泉郷で42ミリ、上札内で32ミリ、新得と大樹で31・5ミリなど。帯広は25・5ミリ。山沿いでは雪となり、降り始めからの降雪量は同11時現在、ぬかびら源泉郷で16センチ、上札内で9センチ、新得で7センチとなっている。
同時刻までの最大瞬間風速は池田で22・7メートル、帯広空港で19メートル、更別で16・9メートル、上札内で16・8メートル。
同測候所は中部の一部を除き、全域に大雪注意報を継続している。国道は38号の新得町新内-南富良野町落合間、274号の日高町千栄-清水町石山間、道道は直別共栄線などが通行止めとなっている。
◆悪天候よる列車運行について
・列車運行情報・道東エリア-JR北海道ホームページ
・列車運行情報(道東エリア以外の情報はこちらから)-JR北海道ホームページ
◆悪天候よる旅客機運航について
・運航の見通し(国内線)-JAL
・運航の見通し(国際線)-JAL
・運航状況のご案内(国内線)-ANA
・運航状況のご案内(国際線)-ANA
・発着案内/運航の見通し-AIR DO
◆悪天候よる通行止めについて
・北海道地区 道路情報(PC、ガラケー用)-北海道開発局
・北海道地区 道路情報(スマホ、タブレット用)-北海道開発局