藤丸、婦人服ブランド入れ替えなど改装
地元百貨店・藤丸(藤本長章社長)は、8、9月で婦人服を中心とした店舗の入れ替えを行う。40代以上の女性を中心とした来店客増を図るのが狙い。21日には第1弾として3階に、道東初出店となる婦人服の3ブランドを導入した。今後地下食品フロアも含め9月11日まで、順次入れ替えを進める予定だ。
テナントの改装は秋に向けて毎年行っている。
21日、婦人服フロアの3階にオープンしたのは、新ブランド「トランスワーク」と「キース」、「トゥーシー」。2階からリニューアルして異動した「エヴェックス バイ クリツィア」も同時オープンした。
「トランスワーク」は、仕事着や通勤着を軸とした人気ブランド。大人のエレガンスを感じさせる「トゥーシー」やブリティッシュトラッドスタイルを提案する「キース」とともに、40代以上の女性に支持されている。道東では藤丸のみの扱いとなる。
売り場面積は、各店約46平方メートルで、トゥーシーとキースは複合ショップ。いずれもバッグなど小物も充実させ、トータル的にファッションを提案する。3階エスカレーター横で注目も高く、初日から来店客でにぎわった。
この他、28日は2階に、ウェアやシューズやソックスなどの雑貨ショップをオープン。9月11日は、40代向けの「バジーレ28」など婦人3ブランドが加わる他、全国の百貨店などで青果を扱う「九州屋」が入る。東急ハンズもリニューアルオープンする。
販売部の矢野雅彦部長は、「旬のブランドで新たな生活提案をしていきたい。東京や札幌で人気のブランドが毎週のように加わるので、楽しみにしてもらいたい」と話している。(山岡瑠美子)