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十勝の“おいしい”を売り込む、卸売りキャラバン隊商談会 商談件数103件

地元食品メーカー(左)が自社の自慢の商品を売り込む

 「卸売りキャラバン隊商談会in帯広」が19、20の両日、帯広市内のとかちプラザで開かれた。札幌の食の卸売業者17社、十勝の食品メーカー27社が延べ103件の商談を行った。

 札幌市主催。2013年度から毎年、札幌の卸売業者が道内各都市に出向き、各地の食品メーカーとの商談を実施。帯広開催は5回目。

 卸売業者は、スーパーや土産店、百貨店、自社ECなど小売り側のニーズを聞き取った上で、1回25分の商談に臨んだ。

 各ブースでは、十勝の食品メーカーが真剣な表情で自社の自慢の商品を売り込み。その場で味見をしてもらったり、卸売業者からの質問にも積極的に答えたりしてアピールしていた。札幌市産業振興部流通担当の角谷俊太郎課長は「商談件数が100件を超えたのは初めてで、食の十勝ならではでないか」と話した。

 どさんこプラザの運営なども手掛ける北海道百科の中村健人バイヤーは「3カ月先の企画を想定し、新しいものや旬なものを探している。直接話を聞くことで新しい情報も得られた」と手応えを得ていた。

 薫製商品を製造し、対面での商談に初参加した高森商店(帯広市)の高森圭司社長は「うちの商品は無添加のため取り扱いは難しいが、興味を持ってもらうことができた。取り扱いたいと言われるよう信念を曲げずに頑張りたい」と語った。(完戸雅美)

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    卸売りキャラバン隊商談会商談件数103件 2

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