農高生のベゴニア人気 ダイイチ稲田店で連携販売
ダイイチ(帯広市)は11日、帯広市内のダイイチ稲田店(フレスポスズランプラザ1階)で、帯広農業高校(佐藤裕二校長)の生徒が育てたベゴニアの苗の販売会を開催した。生徒も売り子を務め、用意した200鉢は完売した。
生花販売は同店がイトーヨーカドー帯広店だった昨年、両者の連携事業として始まった。今年はダイイチ(帯広市)が引き継いだ。
花苗は同高の園芸クラブが昨年11月に種をまき、ビニールハウスで育てた。この日は農業科学科の1、3年生計11人が、午前10時の開店と同時に販売を行った。生徒の掛け声に足を止める来店客は多く、約2時半後に完売した。
長田笑佑さん(3年)は「この経験を進路活動にも生かしたい」と話していた。花苗販売会は17日も同店で行う。ベゴニア(1鉢・550円)を限定で200鉢用意する予定。(佐藤いづみ)