出会いの場を全十勝で、おびしんキューピットが管内19市町村と締結完了
帯広市と帯広信用金庫(高橋常夫理事長)は9日、「出会いの場創出の連携に関する協定」を結んだ。帯広信金の結婚相談所「おびしんキューピット」を活用し、結婚を希望する男女に出会いの場を提供する。今回の締結をもって、帯広信金は管内全19市町村との協定締結を終えた。
おびしんキューピットは2017年に開設。6月には9年目を迎え、累計で51組が結婚に至っている(3月31日現在)。今回の協定では、市広報紙やホームページを通して事業PRに取り組み、同キューピットの会員登録促進を図る。
帯広市役所で開かれた締結式には、米沢則寿市長と高橋理事長らが出席。米沢市長は「地元の結婚を希望する人が、良い結婚の機会に巡り会い、希望を実現できるよう事業の周知に取り組んでいく」、高橋理事長は「より発展的で持続可能な地域を目指すためには、人口対策にも努力していく必要がある。全自治体との協定締結をもって、今後、事業も一気に加速していければ」と述べた。(廣田佳那)