「あなたにサラダ」ドリカムの歌が給食に 週末の池田イベント前に
【池田】池田町出身の吉田美和さんがボーカルを務めるドリームズ・カム・トゥルーの9年ぶりの町内ライブ(7日)を前に、町内の小中学校で4日、「ドリカムの歌給食」が提供された。
池田小の栄養教諭の中田かおりさんが、ドリカムの名曲の歌詞に登場する食べ物にちなんだ献立を考案した。歌詞にちなみ提供されたのは「焼きうどん」と「あなたにサラダ」。うどんは、ドリカムの曲「なんて恋したんだろ」で、恋人と別れ話をする場面で「ふたりでおうどん泣きながら食べた」と歌われる。「あなたにサラダ」は愛する人にサラダを作る様子が描かれ、給食でも歌詞と同じキャベツやツナ、タマネギ、豆を使ったサラダが出された。
池田小(稲葉珠樹校長、児童190人)の5年1組では、子どもたちが「特別メニューだ」などと喜びながら給食を口を運んだ。ドリカムの曲では「何度でも」が好きという高橋悠芽さん(11)は「全部おいしかった」と笑顔。中田教諭は「日本を代表するアーティストが池田町から出ていることを誇りに思ってほしい」と話していた。
給食時間には、メニューの基になった2曲と町の時報としても使われている「ALMOST HOME」が流された。
ドリカムのライブは6、7の両日にワイン城で開かれる「池田ワイン城50周年感謝祭×DREAMS COME TRUE35周年 ドリカムとドリカムの日」で行われる。(澤村真理子)