国際農機展、来場者に感謝のパレードで閉幕 4年後に向け期待
第35回国際農業機械展in帯広2023は10日午後、会場の北愛国交流広場で閉会式が行われ、5日間の日程を終えた。
閉会式に先立ち、出展企業の関係者らは自社ののぼりを掲げ、来場者に感謝の言葉を伝えながら会場を練り歩く「ありがとうパレード」を行い、そのまま特設ステージへ集結した。
閉会式では、開催委員会の有塚利宣会長が「十勝・帯広に世界、全国から関心が寄せられ、大変な盛り上がりを見せた」とあいさつ。「先人の功績があって今日がある」と今月刊行された「十勝農業史」についても触れ、同展が新たな歴史を刻んだことを強調した。
来賓の米沢則寿帯広市長は「十勝や日本の農業のさらなる発展につながることを期待したい」と語り、最後に開催委の山田政功副会長が「出展各社からのアンケート内容を精査し、4年後の開催へ準備を進めていきたい」と述べた。
同展はホクレンと北海道農業機械工業会、十勝農業機械協議会が主催し、十勝で4年に1度開かれている。今回は新型コロナウイルスの影響で5年ぶりとなり、国内外の114社・団体が出展した。(松村智裕)
国際農機展、来場者に感謝のパレードで閉幕
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