18日に「八千代牧場まつり」 5年ぶり通常開催、牛乳・乳製品無料配布も
第43回八千代牧場まつり(実行委員会主催)が18日午前10時から、帯広市八千代公共育成牧場で開かれる。5年ぶりの通常開催で、今回は酪農家支援を推し進めるため、牛乳・乳製品の無料配布を実施。また牛ステーキなど10店以上の出店も予定している。
同まつりは2019年が荒天、20年がコロナ禍で中止、21~22年は小中学校の夏休みに合わせて1カ月の期間中にイベントを分散させる形で開催していたため、久しぶりに6月第3日曜日の通常開催となる。
今回は、コロナ禍で牛乳の消費が落ち込んだことから、これまで無料配布していた牛肉を牛乳・乳製品に切り替え、とろとろのラクレット(バゲット付き)やウエルカムドリンクとしての牛乳、満寿屋商店の牛のクリームパン、よつ葉の「北海道十勝」シリーズの各種チーズが配られる。
ステージでは乳製品の詰め合わせが当たるじゃんけん大会など、会場内では恒例の牧草ロールころがしや搾乳体験、クイズラリーなどを実施。また、牛カルビ串や牛とろ丼などを提供する飲食店が10店以上並ぶ予定だ。
入場無料。雨天決行。午後2時まで。問い合わせは市農政課(0155・59・2323)へ。(完戸雅美)