「ウミヤマキッチン」藤丸に出店 海彦山彦
藤丸地下1階の中華総菜屋「かが屋」が閉店し、跡地に居酒屋「旬彩酒房 海彦山彦」(帯広市、鈴木邦彦代表)が「ウミヤマキッチン」を出店する。オープンは16日。イートインコーナーも用意し、十勝産の旬の食材を使った弁当や総菜、スイーツを提供する。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で居酒屋の経営が厳しさを増す中、昨年5月から仮店舗で販売を行っていた。スペースが空き、かねて弁当販売などに力を入れたいと考えていたことから、本格的な出店を決めた。
メニューはローストビーフや油淋鶏(ユーリンチー)など、和洋中幅広く提供する。スイーツは系列店の「Imparfait(アン・パルフェ)」のプリンなどを扱う。イートインは20席だが、当面は6割程度に間引きする。
鈴木代表は「生産者とコラボした商品も提供する。食べてもらい、藤丸で食材を買ってもらう流れを作り、つなぎ役を果たせれば」と話している。オープン記念として、トヨニシファーム(帯広市)のブランド牛「帯広牛」と「豊西牛」を使った弁当を20日まで販売する(各日限定30食)。
営業時間は午前10時~午後7時(イートインは午後5時ラストオーダー、同6時閉店)。(津田恭平)