町内外からのアクセス環境向上 芽室・広尾が町ホームページ刷新
【広尾・芽室】広尾町と芽室町のホームページ(HP)が新年度から刷新されている。両町のHPとも、スマートフォンに対応するなど、町内外からのアクセス環境が向上した。
入り口を簡略化 情報探しやすく 芽室町
芽室町のHPは、1999年7月から使われている。約20年の間でバナーやカテゴリーが増え、情報の探しにくさが課題だった。
新しいHPは24時間更新が可能となり、情報の即時性が向上。今後は広報誌「すまいる」とも連動し、子ども版の広報ページや掲示板を作成する。
HPのトップ画面は「くらし・行政情報」「シティプロモーション」「観光情報」の三つの入り口を設定することで、情報を検索しやすくした。また、トップ画面に町民の笑顔の写真を載せることで、町民が閲覧したくなるような参加型のホームページに仕上がった。
西田昌樹企画財政課課長補佐は「町民が毎日見たくなるようなサイトづくりを重視した」と話している。(細谷敦生)
SNSとも連動 各課で直接編集 広尾町
広尾町のHP13年ぶりに刷新。多様な端末に対応し、新着情報はインターネット交流サイト(SNS)とも連動して受け取りやすくなった。災害・緊急時の情報はトップページ上部に載せている。
HPのリニューアルは、昨年実施したまちづくりアンケートなどで町民の要望として挙がっていた。
トップページにはプロカメラマンが撮影したサンタランドのイルミネーションや海岸、特産の毛ガニなどの写真を掲載しているほか、求めやすい情報にアクセスしやすいようデザインも変更、関心の高い「注目ワード」も紹介している。各課で編集作業ができるようになり、情報発信のスピードも上がった。
町公式のSNSは従来のツイッターとインスタグラムに加え、フェイスブックも新設した。町企画課は「新しいサイトをぜひ利用して、広尾の魅力や情報に触れてほしい」と話している。(松村智裕)