ハピオ 来年2月にリニューアル 音更
【音更】JA木野(清都善章組合長)の子会社が運営するスーパー「ハピオ」(町木野通西7、石田晴久店長)は、来年2月に店舗のリニューアルを計画している。同JAの中期3カ年総合計画(2019~21年度)の一環で、今秋にも近隣地区に開業予定の競合店対策でもある。
リニューアルは、1994年の開店以来3回目。前回は08年に行っており、12年ぶりとなる。
8月から、開店時からのコンサルタント(札幌)が商圏調査を実施。来店頻度や購買単価などを把握するほか、これまで随時行ってきた顧客アンケートの結果などを踏まえ、商品構成や店内のレイアウトなどについて検討する。
併せて、店舗のコンセプトや主要な顧客ターゲットなどについても論議、社員教育も行い、店舗の在り方について共有化を図る。
総事業費は7070万円。27日、同JA事務所で開かれた臨時総会で承認された。
同JAの辰尾繁好専務は「地域に育てていただいた店を再確認し、どういう店にしていくかを見直す作業。新鮮な地場産野菜や総菜など、ハピオの強みを生かし、ブランド力を高めたい」と話し、新たなファン獲得も視野に入れる。
ハピオの18年度の売上高は26億7795万円(見込み)で、19年度の計画は26億5200万円。年間来客数は約90万人。
(鈴木裕之)