「おとぷけ納豆」 販売開始10年でプレゼント企画
【音更】社会福祉法人更葉園(町東通13、比留間正二理事長)は、法人ブランドとして製造・販売している「おとぷけ納豆」の10周年を記念し、3月1日からプレゼントキャンペーンを行う。
「おとぷけ納豆」は、豆の生産地・十勝の福祉施設ならではの製品として、当時の職員が発案し、2008年9月から製造・販売を始めた。
原材料の豆は十勝産の「とよまさり」(中粒タイプ)を使用。現在、就労継続支援B型事業として、20~70代の13人の障害者が大豆の洗浄や蒸す作業、納豆菌の散布、箱詰めなどの製造工程に携わっている。
粘りが強く、しっかりとした大豆の風味が特徴。11年には、納豆の製造技術改善と品質の向上を目指して行われる第16回全国納豆鑑評会(全国納豆協同組合連合会主催)で特別賞(北海道知事賞)を受賞した。
カップ・外部包装ともに紙を使用することで、環境にも配慮。価格は3パック1セット135円。地元音更をはじめ管内のスーパーで販売している。
キャンペーンは、3月1日以降に店頭に並ぶ商品のパッケージのバーコードを2枚1口としてはがきに貼り、更葉園(〒080-0106 音更町東通13ノ3)に郵送する。期間は同20日まで。期間終了後、抽選で20人に10パックをプレゼントする。同法人生産活動課の野田有広課長は「障害者の就労支援活動を理解していただき、10年間、買い支えてもらった十勝の皆さんへの感謝の気持ち」と話している。問い合わせは更葉園(0155・42・2236)へ。(鈴木裕之)