どろぶた「メンチカツ」に 幕別の木川商店
【幕別】食品製造販売の「木川商店」(町本町120、萩原滋社長)は、冷凍食品の「どろぶたメンチカツ」を開発した。町忠類のエルパソ牧場産の放牧豚の肉と、町内産タマネギを使用。揚げずにそのまま電子レンジとオーブン、トースターなどで調理でき、手軽に食べられる。
同商店で販売している他、「十勝うまいものや」の屋号でイベントや藤丸、ハピオ木野(音更)などでの催事出店時も扱っている。
同商店は町産ジャガイモ「インカのめざめ」と、忠類産ユリ根を使ったコロッケなどを開発してきた。今回は、2013年に帯広市から町忠類に移転して豚肉を生産する、エルパソ牧場の「どろぶた」を使った商品開発に取り組んだ。
先行して、催事などで揚げたてを販売するメンチカツを商品化。昨年、プロ野球北海道日本ハムファイターズの市町村応援大使がいる市町が、特産グルメを競う「第7回なまらうまいっしょ!グランプリ」(札幌ドーム)に出場し、18品中2位を獲得した。
このメンチカツを家庭で簡単に食べられるよう、冷凍食品化。電子レンジで1分温めた後、オーブン、グリル、トースターなどで3分加熱すると、揚げたて同様の味が楽しめる。
3個入り1080円。1個ずつ調理できるよう個包装されている。木川社長は「豚肉もタマネギもオール幕別産。豚肉の臭みがなく、食べやすく仕上げた。今後、多くの店で取り扱ってもらえるようにしたい」と販路拡大も目指す。
問い合わせは同店(0155・54・2413)へ。
(眞尾敦)
◆「メンチカツ」について
・「どろぶたメンチカツ」の販売ページ-十勝うまいものやホームページ
◆「どろぶた」について
・「どろぶた」に関しての情報-どろぶた公式ホームページ