十勝港で毛ガニ漁 今季初水揚げ
【広尾】十勝沿岸で毛ガニ漁が始まり、広尾町内の十勝港で22日、初水揚げされた。漁期は来年1月末までで、12月に漁のピークを迎える。
十勝の代表的な冬の味覚である毛ガニ。管内3漁協(広尾、大津、大樹)を合わせ18隻が操業する。
広尾沿岸では20日にカニかごを仕掛け、22日午前1時ごろに出漁。9時ごろから次々と漁船が帰港し、大小に選別し、漁港前の市場に運び込んで競りにかけられた。
初水揚げ量は大が450キロ、小が430キロで、1キロ当たりの単価は大が1万2000円、小が8000円。
広尾漁港毛がに籠(かご)漁業部会長の保志光則さん(64)は「昨年よりも海水温が下がり、大きさも例年並み。寒くなればおかの方に寄ってくるのでこれからが本番だ」と話した。(完戸雅美)
十勝港で毛ガニ漁 今季初水揚げ











