「豆」テーマに特別イタリアン 16日にイベント
十勝食材で作ったイタリアンコースディナーが堪能できる「十勝イタリアーノマンジャーレ」が、16日午後7時から北海道ホテルで開かれる。メイン食材の豆をふんだんに使い、店舗を超えた5人のシェフによる特別料理が楽しめる。すでにチケットを販売している。
十勝と風土などが近いイタリアの料理を通じ、十勝の食材の魅力を発信していこうと、十勝イタマン実行委員会(委員長・山本英明山本忠信商店社長)が2012年から続けているイベント。今年は、コクがある豆乳や、市場に出回ることが少ない「白小豆」などが目玉食材。例年通り、乳製品や牛肉も用意される。
参加シェフの担当は、北海道ホテルの伊藤礼蔵氏がメイン、藤井順也さん(HARRY’SRODCAFE)がパスタ、伊藤隼史さん(TantoTanto)がデザート、小久保康生さん(マリヨンヌ)と井出宏子さん(レストランホーム)が前菜の予定。コースにはスープやパン、十勝ワインなども付いて6000円。定員250人。
実行委事務局の木村美里さん=山本忠信商店社長室=は「十勝の厳選素材を最大限生かしたメニューを複数のシェフの共演で仕上げる。価格以上の料理構成で、今ではよく知られる『十勝ボロネーゼ』もここから広がった」と話す。チケットは山本忠信商店や勝毎サロンなどで販売中。問い合わせは同商店(0155・31・1168)へ。
(佐藤いづみ)