お中元商戦スタート 藤丸で出陣式
「やるぞ」と声を合わせて士気を高める藤丸の社員ら（３１日午前９時２５分ごろ、塩原真撮影）
藤丸（藤本長章社長）は３１日午前、同社社員食堂で「お中元商戦出陣式」を行った。社員約１００人が集まり、売り上げ目標達成に向けて士気を高めた。
今年はこれまでで最も早い６月１日から商戦を開始する。藤本社長は「商戦時期が前にずれ込んでおり、先手必勝で開始を早めた。商戦で燃えたぎろうという思いがお客さまに届くようアプローチをかけてほしい」とあいさつした。
十勝の味を全国に広げ、十勝には全国の味を届けることをコンセプトに設定。かんの精肉店（帯広）の「塩ラムセット」と「三清屋」（鹿児島）の「薩摩黒豚焼肉セット」、広瀬牧場ウエモンズハート（帯広）のアイスクリームと「サウス＆ノース」（沖縄）のジェラートセットをそろえた。
そのほか、富良野産メロン「太陽の王様」や定番の「とかち小箱」などは一押しとして積極的にＰＲする。６月１日から地階、１、４、５階にギフトコーナーを設置。７階には注文を受ける「承りカウンター」を置く。今年の売り上げ目標は前年比１・３％増。出陣式の最後には、「やるぞ」の掛け声に合わせて参加者全員がこぶしを突き上げた。
管内大型店でも準備が進んでおり、イトーヨーカドー帯広店は来週半ばから、イオン帯広店は来月半ばから専用売り場を設置する。（伊藤亮太）
◆藤丸について
・藤丸百貨店ホームページ－公式ホームページ
