サクラ咲いた！ 帯広の森末整形外科医院
長い冬から目覚め、花を開かせたエゾヤマザクラ（２１日正午ごろ、帯広市西３南５。塩原真撮影）
２１日、十勝管内は穏やかな春の陽気となり、帯広測候所によると、正午現在までの最高気温は帯広で平年より２・４度高い１３・４度まで上がった。森末整形外科医院（帯広市西３南５、森末克彦院長）では、早くもエゾヤマザクラが開花し、十勝に訪れた春を伝えている。
１９７２年に森末院長が知人から譲り受けて植樹した１本。太陽の熱が外壁に反射して当たりやすい好条件で、“早咲き”のサクラとして知られる。昨年は４月２４日に開花しており、今年は３日早い。同日午前、膨らんだつぼみから数輪が花開いた。森末院長は「毎年患者さんが楽しみにしている」と喜んでいた。（原山知寿子）
