猛暑で豊作傾向か 十勝川西長いも秋の収穫スタート 「とろろにして」

秋の収穫が始まったナガイモ畑(4日午後2時ごろ。帯広市内の前川さん所有の畑で。金野和彦撮影)
JA帯広かわにしなど十勝管内10JAの農家らで栽培するブランド「十勝川西長いも」の収穫が始まった。土壌にもよるが、今年産は夏場の猛暑がおおむね良い影響に働いて豊作傾向となっており、同JAは全体の総収量について前年産の計約2万3000トンを超えるとの推測を立てている。
十勝川西長いもの品種は2020年から全戸で多収が見込める「とかち太郎」を栽培している。今年産は246戸(昨年比1戸減)の約504ヘクタール(同約6ヘクタール減)で作付けした。例年、秋と春の2回に分けて収穫を行う。
総収量の6割強を占める秋の収穫は、23年産まで各農家が11月1日に始めていたが、ナガイモの熟度を高め品質向上を狙う目的で、前年産から2日遅らせ同3日に始めている。今年産は雨の影響でさらに遅れ、4日に始めた農家も多い。
帯広市内の畑約2ヘクタールで十勝川西長いもを栽培する前川俊英さん(50)は4日、パート従業員を含めて10人で収穫作業を行った。「猛暑でナガイモが地中深くの水分を求め、長く太く育った。前年産より状態は良い」とし、「新物はとろろにして味わってもらえたら」と話した。(山田夏航)
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畑から掘り起こされたナガイモ(4日午後2時ごろ。帯広市内の前川さん所有の畑で。金野和彦撮影)

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