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居酒屋「まさゆめ」の味冷凍販売 天然行者にんにくしょうゆ漬け

冷凍で販売している「天然行者にんにくしょうゆ漬け」

 帯広市中心部の居酒屋「まさゆめ駅前店」などを運営するオオミチフーズ(同市、大道昌博代表)が、店の人気メニュー「天然行者にんにくしょうゆ漬け」の冷凍販売を開始した。地方発送も可能。同社は「道外ではあまり知られていないギョウジャニンニクの魅力を、観光客などに発信できれば」と意気込んでいる。(廣田佳那)

 同社は1994年創業。市内で居酒屋2店舗を運営し、道産食材を使ったもつ鍋や刺し身などを提供している。十勝産ギョウジャニンニクのしょうゆ漬けは創業当初からの定番メニュー。「山菜の王様」とされるギョウジャニンニクは地元客の人気が根強く、「家でも食べたい」との声が寄せられていた。

 同社ではコロナ禍に伴う家飲み需要の拡大を受け、ギョウジャニンニクの冷凍販売を検討。今年に入って商品開発に着手した。解凍後も食感や風味を維持するよう最小限のゆで時間で調理、真空パックを施し、氷点下30度で急速冷凍した。

 店で提供するメニューと同様、今年の春に収穫した十勝産を使用。保存料などは使用せず、味付けはしょうゆのみ。大きさや本数はふぞろいだが、内容量は統一している。

 5月から各店舗やインターネットで販売を開始したところ、観光客から地方発送の依頼も受けている。来年度以降、キムチ味なども展開する考えだ。

 大道雅代専務は「店で食べられる味を完全に再現できた。自由に他の食材と合わせてアレンジしてほしい。お薦めは和風パスタや野菜炒め」と話している。

 1パック(100グラム)790円。系列店では代引きで地方発送に対応するほか、8月末までは1パック590円で販売。通販サイトからの注文も可能。

 問い合わせは大道専務(090・3398・9646)、同社インスタグラムのダイレクトメッセージへ。

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