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歩行者通行量目標下回るも「達成見込まれる」 中活協議会で市

あいさつする所会長

 帯広市中心市街地活性化協議会(所紀夫会長)が24日、市内の帯広経済センタービルで開かれ、市は市中心市街地活性化基本計画(2020~24年度)の23年度末時点の状況報告などを行った。目標指標の一つ「歩行者通行量(平日昼間)」はコロナ明けで回復基調にあるものの、藤丸閉店の影響などで目標値を下回った。最終年度には「目標達成が見込まれる」とした。(佐藤いづみ)

 同計画は国の認定を受けた第3期に当たる。(1)平日昼間を中心に来街者を増やす(2)まちなか居住者を増やす-を目標に、民間事業を含め51事業を掲げる。目標指標は参考を含め四つ。18年度を基準値に、24年度までの目標値を設定。

 平日昼間の歩行者通行量の最新値は1万1086人(23年)、目標値は1万4800人で、基準値(1万3756人)からの改善状況は最も低い「C」(基準値に及ばない)。もう一つの指標のまちなか居住者数は2834人(23年9月末)、目標値は2820人で、「A」(目標達成)。

 市は、ホテル十勝屋を中心とした再整備事業の計画期間中の着手が困難となったことを説明し、「その他の事業を着実に推進すれば、目標達成は目指せる」とした。

 同協議会は同計画への意見を提出する機関。帯広商工会議所が事務局。8委員が出席。「帯広の将来を考えたとき、まちなか居住の目標値はもっと高い方がいい」などの意見が出た。

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