テキサス南町店内に「コストコ」常設 24日改装オープン
ディスカウント(DS)店を多店舗展開するテキサス(帯広市、落合寛良社長)は、「COSTCO(コストコ)」の再販事業に本格参入する。同業他社との差別化の一環。運営するBIGテキサス南町店(市西14南31)内に第1号となる常設店を開設する。500アイテム以上を取り扱い、24日にオープン予定。(佐藤いづみ)
コストコはアメリカ発祥の会員制倉庫型店舗で、道内には石狩と札幌にある。テキサスでは昨年4月から毎週、自社の4トントラックでパンと総菜を中心に約150万円分を仕入れて、金曜日に本店かどんどん音更店の一角で販売。「完売の日も多く、計画したより多い売れ行き」(同社)であることから、常設店開設を決めた。
店名は「TEX★COS(テキコス)」。現在、酒や食料品を販売する南町店(平屋350平方メートル)のうち、食料品売り場部分の約90平方メートルを改装する。加工食品や調味料、菓子、冷凍品、トイレットペーパーなどの日用品を扱う。総菜とパンは6月までは火・木曜に仕入れて当日の夕方に店頭販売する体制とする。
18日から改装工事に入る。同社は「十勝のコストコ需要は高く、会員数も多いと聞く。常設店の開設で他のチェーンスーパーなどとの差別化を図る。好調なら店舗数を増やしたい」としている。
コストコの十勝管内での再販店はイトーヨーカドー帯広店内(6日で閉店)や新得町内などにもある。
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