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花壇荒らし相次ぐ 平原通商店街 

被害に遭った藤丸前の植樹升(折原徹也撮影)

 帯広市内中心部の平原通(西2条通)で花壇の苗が抜かれたり、プランターがひっくり返されたりするなど、いたずらとみられる被害が相次いでいる。毎年、同商店では同様の被害が多発しており、関係者は警戒を強めている。

 最初の被害は5月29日で、11丁目付近のプランターがひっくり返っていたことを商店街関係者が確認した。翌30日もリッチモンドホテル帯広駅前(西2南11)付近のプランターがひっくり返されていた。また、行政と地域住民、民間企業が一体となって取り組む「花いっぱい運動2014」(推進会議主催)の一環で同月26日に植栽された宿根草も、藤丸付近の植樹升3カ所で引き抜かれていた。

 同商店街振興組合(夷石行夫理事長)によると、被害に遭ったのは5月末から今月にかけてとみられる。このほかにも花を紹介するカードが抜かれるなど、商店街全体で10カ所程度の被害が確認されている。

 同商店街では例年、花の苗が抜かれるなどの被害やたばこの吸い殻などが花壇に捨てられたりしており、防止策に苦慮していた。

 同組合では今年1月、商店街に防犯カメラを4カ所設置しており、映像の確認を進めているほか、パトロールの強化も検討している。同組合は「非常に残念。被害抑止に向けて対策を講じていきたい」としている。(土屋航)

関連写真

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