帯広美術館特別展~オホーツク・美術の夜明け(3)
北海道らしさ上京後も追求 1935年、居串佳一はついに上京し、画材を扱う中央商会で働きながら制作を続けました。本作は、そうした中で描かれた1点です。氷が張った湖上での引き網漁を題材に、緊張感ある画面を構成しています。重く冷たい色彩からは、冬の凍(い)てつく寒さが伝わってくるようです。東京に居なが..
北海道らしさ上京後も追求 1935年、居串佳一はついに上京し、画材を扱う中央商会で働きながら制作を続けました。本作は、そうした中で描かれた1点です。氷が張った湖上での引き網漁を題材に、緊張感ある画面を構成しています。重く冷たい色彩からは、冬の凍(い)てつく寒さが伝わってくるようです。東京に居なが..