耕土興論「和多田進(ジャーナリスト) 東京日記(576)故・中川昭一と安倍晋三」
10月3日は中川昭一氏の命日であった。たしか、逝って6年目のはずだから、七回忌というのだろうか。 中川氏が亡くなるまでの10年間のあいだに、私は何度となく彼を飛行機乗降の際に見かけた。いちばん前の席に座って、乗客の誰とも目を合わせようとしないある種の「孤独」を楽しむ風情をそのたびに私は目撃し..
10月3日は中川昭一氏の命日であった。たしか、逝って6年目のはずだから、七回忌というのだろうか。 中川氏が亡くなるまでの10年間のあいだに、私は何度となく彼を飛行機乗降の際に見かけた。いちばん前の席に座って、乗客の誰とも目を合わせようとしないある種の「孤独」を楽しむ風情をそのたびに私は目撃し..