六十雑感~耕土興論(井上都)
確かに60歳の重みは想像以上のものだった。 まずは、体調の良い時がない。少し前まではそう感じることがあっても、気力を振り絞ればなんとか「まだまだ大丈夫」と強がれる自分がいたが、もうからきし駄目である。 肩が痛い、頭が重い、足が浮腫(むく)む、喉がいがらっぽい、なんだか風邪をひきそうな寒気..
確かに60歳の重みは想像以上のものだった。 まずは、体調の良い時がない。少し前まではそう感じることがあっても、気力を振り絞ればなんとか「まだまだ大丈夫」と強がれる自分がいたが、もうからきし駄目である。 肩が痛い、頭が重い、足が浮腫(むく)む、喉がいがらっぽい、なんだか風邪をひきそうな寒気..