山に魅せられた画家たち 学芸員作品紹介(10)坂本直行「晩秋の原野と日高連峰」
十勝の人間にとって原風景とも言える日高山脈。北海道の南半分を占める長大な山脈だが、その風景を描いた絵画は意外と少ない。 その中で、日高山脈と十勝平野を繰り返し描いたのが坂本直行だ。十勝で農業に携わっておよそ30年を暮らした坂本だが、もともとは札幌育ち。少年時代から自然と山を愛した坂本は、北大..
十勝の人間にとって原風景とも言える日高山脈。北海道の南半分を占める長大な山脈だが、その風景を描いた絵画は意外と少ない。 その中で、日高山脈と十勝平野を繰り返し描いたのが坂本直行だ。十勝で農業に携わっておよそ30年を暮らした坂本だが、もともとは札幌育ち。少年時代から自然と山を愛した坂本は、北大..