JCIアカデミーで住民も国際交流を 11月20日に地域向け説明会 JCI帯広
帯広青年会議所(JCI帯広、米澤祥隆理事長)は11月20日、来年7月に帯広で開かれる国際研修会「JCIアカデミー」に関する、地域住民を対象にした例会を帯広市内のとかちプラザで開催する。JCI帯広は今後、開催期間中の通訳ボランティアやホストファミリーの募集も予定しており、「国際交流の機会として、ぜひ気軽に参加してほしい」と呼び掛けている。
同アカデミーは、世界各国に会員を有する国際青年会議所(JCI)の次年度会頭予定者や日本青年会議所(日本JC)のメンバーが集まる国際研修会。JCI帯広によると、例年約80カ国のJCIメンバーが参加し、研修のほか地元小学校への訪問やホームステイなど地域住民との交流も行われるという。
今月10日に同アカデミーの帯広開催が正式に決定したことを受け、JCI帯広は地域住民や自治体、企業などに向けた例会を企画。例会では、今年度のJCIアカデミー実行委員長を務めた埼玉中央青年会議所の細野雄太郎氏と、JCI帯広のOBで2021年度日本JC副会頭の梶原一生氏が同アカデミーの概要や意義、地域への影響などについて意見を交わす。
JCI帯広は来年の開催に向け、年明けから準備を本格化するとし、英語を基本とした通訳ボランティア約80人、JCIメンバーを受け入れるホストファミリー約80組を募る予定。JCI帯広は「堪能な英語力はほとんど必要無い。学生や小さな子どもを持つ家庭など、ぜひ幅広い人に国際交流の機会として事業に参画してもらえたら」とアピールしている。
時間は午後7時~同9時。参加費は無料。事前に専用フォームから申し込みが必要。問い合わせはJCI帯広のJCIアカデミー誘致会議西江晴彦議長(080・1868・0440)へ。(廣田佳那)